【医師監修】ニードル脱毛(針脱毛)は痛いけど効果絶大!特徴をメリット・デメリットで細かく紹介します!

【医師監修】ニードル脱毛(針脱毛)は痛いけど効果絶大!特徴をメリット・デメリットで細かく紹介します!

針を1つ1つの毛穴に刺して脱毛するニードル脱毛

それほど知られていない脱毛方法だからこそ疑問に思う部分も多くあるはず。

「やっぱりニードル脱毛って痛い…?」
「光脱毛やレーザー脱毛と比べてどう?」

今回はこういったニードル脱毛の疑問について、特徴をメリットデメリット形式で分かりやすく解説していきます。

ニードル脱毛(針脱毛)という針を刺す行為は医療行為にあたります。

ここではニードル脱毛に関して2種類ご紹介しますが、ニードル脱毛を検討している方は、医療機関で扱われる「絶縁針脱毛」を選ぶのが賢明でしょう。

現在は一部のエステサロンで「ニードル脱毛できる」と謳っているところもありますが、万が一トラブルが起きたときのリスクを考えると、医療機関以外での針脱毛はおすすめできません。

この記事の監修医師

瀧川恵美先生

瀧川たきかわ 恵美めぐみ先生

形成外科・美容外科医

2013年 医学博士取得。

2015年 新東京クリニック
美容医療・レーザー治療センター長に就任。

そもそもニードル脱毛(針脱毛)ってなんなの?

ニードル脱毛とは

ニードル脱毛(針脱毛)は、140年以上前に逆さまつ毛の治療法として考案されたのが始まり。

脱毛部分の毛穴に針を刺し、電流を流して毛根を破壊する医療脱毛方法です。

毛の再生を促す部分にもダメージを与えて発毛を止めるため、一度抜けた毛穴からは二度と生えてこないほど。

そんなニードル脱毛は大きく分けて、絶縁針脱毛美容電気脱毛の2種類あります。

それぞれの解説を以下で詳しく見てみましょう。

▼永久脱毛の定義について詳しくは以下ページで解説しています

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ニードル脱毛は針を毛の流れに沿って挿入するから、施術の前に毛を5mm~1cmほど伸ばしておく必要があります。

絶縁針脱毛(医療針脱毛)の仕組み

絶縁針脱毛(医療針脱毛)の仕組み

絶縁針脱毛とは、毛穴に刺した針から電流を流して、その熱で毛乳頭を破壊する仕組み。
※毛乳頭:毛を作り出す細胞に栄養を与え、毛を成長させる組織

毛の1本1本に確実に作用する方法なので、確実に永久脱毛できる脱毛方法です。

ニードル脱毛のなかでは最新の方法で、”医療針脱毛”とも言われるようにクリニックなど医療機関のみで受けられます。

これまでの針脱毛は痛みや火傷などトラブルが多くありましたが、絶縁針は皮膚に触れる部分が絶縁されているので安全です。

狭い範囲や、数本の気になるムダ毛を処理するのにおすすめの方法です。

参照:ニーズ広がる陰部・顔・白髪の「絶縁針脱毛」

美容電気脱毛の仕組み

美容電気脱毛の仕組み

アメリカで140年以上の歴史がある美容電気脱毛。

大きく3種類に分けられ、それぞれ発毛組織を破壊する方法が異なります

  •  電気分解法
    方法:電気分解作用を利用して毛の成長促進部分を破壊
    特徴:どんなタイプの毛でも処理が可能
  •  フラッシュ法
    方法:高周波の熱を発生させて発毛組織を破壊
    特徴:1本あたり1秒以下。広範囲の脱毛も可能
  •  ブレンド法
    方法:電気分解法とフラッシュ法を掛け合わせた方法
    特徴:1本あたり5~15秒。毛質の影響を受けない

すべて毛穴に極細のプローブを差し込み、1本1本の毛を処理する仕組みです。
※プローブ:先端が丸い電極(針)

一度施術をした部分から再びムダ毛が生えてくることはありません。

絶縁針脱毛の20~50%程度の低価格で受けられるのが特徴です。

ただ針が皮膚に触れてトラブルに繋がるリスクがあるため、弱めの出力での施術になります。

美容電気脱毛は違法の可能性がある

美容電気脱毛は医療機関ではなくエステサロンで使われる針脱毛。

ですが冒頭でも触れたように、”針を刺す行為自体が医療行為”なので、のちに違法となる可能性も否めません。。

ですので、当サイト(トラコレ)の見解としては、ニードル脱毛をするなら医療機関が行っている「絶縁針脱毛」を選ぶのをおすすめします。

ニードル脱毛と他の脱毛方法の比較

ニードル脱毛とその他の脱毛方法の比較

ニードル脱毛の効果・痛み・施術スパンを、サロンの光脱毛や医療脱毛と比較してみました。

項目ニードル脱毛脱毛サロン医療レーザー脱毛クリニック
痛み×かなり痛い◎無痛~少し痛い〇少し痛い~痛い
効果◎1回△10~12回〇6~8回
スパン◎いつでも
△2~3ヶ月に1回△2~3ヶ月に1回
相場800,000円~
(2000本)
300,000円~
(2時間)
20,000円~
(全身1回)
50,000円~
(全身1回)

やはり大きな違いは、ニードル脱毛はかなり痛みが強いということ。

正直、痛みに弱い方にはおすすめできない脱毛方法です。。

その一方で、ニードル脱毛は光脱毛や医療脱毛のように、効果がでるまで施術回数を重ねる必要はありません。

脱毛したその瞬間にポロポロ抜けていくので施術してすぐ抜ける快感を味わいたい人にはおすすめです。

参照:脱毛の種類と効果を解説!光脱毛・医療レーザー脱毛・ニードル脱毛の違いは?

ニードル脱毛(針脱毛)のメリット5つ

メリット1:脱毛した瞬間に抜けるほど即効性が高い脱毛

ニードル脱毛のメリットその①

ニードル脱毛は施術をした瞬間に効果が現れるという点が魅力です。

一般的な脱毛は施術してから10日~2週間ほど期間をかけて徐々に減っていく仕組み。

ですがニードル脱毛は毛穴に針を刺して毛根を焼き切るため、その場でポロっと抜け落ちます。

また毛根と同時に毛乳頭も破壊するので永久脱毛も可能。

即効性に加え、長期的に毛を生えさせない脱毛ができるのはまさにニードル脱毛だけと言えるでしょう。

ただ料金が高額だから、サロン脱毛や医療レーザー脱毛の仕上げや調整で使うのがおすすめです。

ニードル脱毛はワキガにも効果がある?!

ニードル脱毛で脇の脱毛を行うと、アポクリン腺からの発汗を抑制する効果が期待できます。
※アポクリン線:汗を分泌する腺

しかし本格的な手術のようにアポクリン線を切除するわけではないため、必ず治るということではありません。

あくまで汗の量が軽減される程度なので、脱毛にプラスした効果だと思っておきましょう。

メリット2:日焼け・敏感肌でも脱毛OK!肌色や肌質の影響なし

ニードル脱毛のメリットその②

ニードル脱毛は毛根からダイレクトに毛を抜き取る方法なので、肌色・>肌質の影響を受けません。

-以下の肌質・毛質OK!-

■肌色
日焼け/地黒肌/色素沈着/シミ/ホクロ/タトゥー

■肌質
アトピー/敏感肌/乾燥肌/ニキビ肌

なので日焼けタトゥーが入った肌や、肌が弱い人の場合でも問題なく脱毛できます。

ただしどんな肌でもニードル脱毛の痛みは伴うので、照射タイプの脱毛で痛みを抑えたい人は以下の3つの記事を参考にしてみましょう。

▼日焼け肌におすすめの脱毛方法はこちら

日焼け肌でもサロン脱毛できる?!どのくらいの日焼けなら大丈夫かを種類・方法ごとに解説します!

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▼アトピー肌におすすめの脱毛方法はこちら

【医師監修】アトピー肌でも脱毛できる?アトピー体質でも安心なおすすめ脱毛方法を紹介します

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メリット3:狭い部位の脱毛に◎量・形の調節で使用

ニードル脱毛のメリットその③

極細の針で脱毛するニードル脱毛は、サロン・医療レーザー脱毛では処理しきれない狭い部分(VIライン・眉毛)に最適。

通常の脱毛での照射漏れパワー不足で脱毛しきれなかった残り毛なども処理できます。

またVIラインの形やデザインを整えるなど細かい要望にも応えられるのもニードル脱毛の魅力。

その場で抜けるので、その都度、形を確認しながら行えます。

メリット4:産毛も白髪も脱毛可能!色素の濃さに左右されな

ニードル脱毛のメリットその④

ニードル脱毛は色素の薄い産毛白髪も一瞬で抜くことができます。

通常の照射タイプの脱毛だと、毛の色素に反応する仕組みなので、色素の薄い産毛や白髪は1回では抜けません。

ですがニードル脱毛は毛の色素の有無に関係なく脱毛できます。

▼照射するタイプで産毛を脱毛したい方はこちら

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メリット5:成長期以外の毛も脱毛毛周期に合わせる必要なし

ニードル脱毛のメリットその⑤

ニードル脱毛は毛穴に直接針を刺して毛根にダメージを与えるため、毛周期に左右されず脱毛できます。

毛が生えてさえいれば、いつでも脱毛OKです。

【医師監修】毛周期と脱毛の深い関係とは?部位ごとの最適な周期(サイクル)やメカニズムを分かりやすく解説します!

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ニードル脱毛(針脱毛)のデメリット2つ

<デメリット1:針を刺し、電気を流すため強い痛みが生じる

ニードル脱毛のデメリットその①

ニードル脱毛の一番の欠点ともいえるのが、施術時の痛み

毛穴部分に針を刺して電気を流すため、人によっては「痛い!」と声が漏れてしまうほどです。

痛みに関しては個人差があるものの、ニードル脱毛をした多くの人が強い痛みを感じています

針をさした瞬間よりも電気を流してからが痛みを感じやすく、皮膚の内側からヒリヒリと痛む感覚に。

痛みが心配な方は、お試しで数本ニードル脱毛してもらうか、医療機関であれば麻酔を利用するのをおすすめします。

▼痛くない医療脱毛をしたい方はこちら

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デメリット2:広範囲の脱毛は施術にかなり時間がかかる

ニードル脱毛のデメリットその②

ニードル脱毛は1分間に8~10本のペースでムダ毛を抜きます。

1回の施術で抜ける本数はおよそ400本であるため、要する時間は50~60分程度。

しかし、ニードル脱毛で全身脱毛するとなると数十回通わなければなりません。

そのため広範囲の脱毛には適しておらず、光・レーザー脱毛で残った毛の仕上げで使うのがベターでしょう。

デメリット3:料金が高額だから気軽に脱毛できない

ニードル脱毛のデメリットその③

ニードル脱毛の料金は「ここまでの範囲でいくら」「毛1本あたりいくら」という換算方法。

相場である1本400円/1分300円から換算すると、ニードル脱毛(絶縁針・美容電気)にかかる料金相場は以下のようになります。

部位本数換算時間換算
脇(2000本)80万円60万円
腕(2000本)80万円60万円
VIO(5000本)200万円150万円
足(3000本)120万円90万円

※本数は部位に生える平均本数

これほど高額な料金だと、全身脱毛はおろか一部分をツルツルにするというのも腰が引けてしまいます。

なので初めから「ニードル脱毛でツルツルに!」とは考えず、毛量や形を整えるくらいで使うのがベストと思っておきましょう。

なるべく料金を抑えたい人や仕事、学校帰りにササっと脱毛を済ませたい人はサロン脱毛や医療レーザー脱毛を選ぶといいでしょう。

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絶縁針脱毛は追加料金がかかる

ほとんどのクリニックで行う絶縁針脱毛は上記で示した料金に加え、以下のような追加料金が発生します。

  •  初診料:3,000円
  •  テスト脱毛:5,000円
  •  血液検査:4,000~6,000円
  •  局所麻酔:5,000円
  •  針代:4,000~6,000円
  •  軟膏代:500~3,000円

ニードル脱毛は皮膚に針を刺す脱毛なので、どれだけ安全であっても事前のテスト検査は徹底しています。

また衛生面の心配もあるため、針は毎回新しいものを使用。

このようにニードル脱毛は検査や施術後のケアをしっかり行うため、料金が高額になってしまいます。

ニードル脱毛(針脱毛)をおすすめできる人

ニードル脱毛がおすすめの人を以下でまとめてみました。

  •  一生ムダ毛がない状態にしたい人
  •  狭い部位(脇・VIO)を今すぐ綺麗にしたい人
  •  光・レーザー脱毛後のムラを整えたい人
  •  VIOなど丁寧に形を整えたい人
  •  産毛・白髪をすぐに脱毛したい人

ニードル脱毛の一番の魅力は、確実に永久脱毛ができるという効果の高さ。

脇やVIO、眉毛など何度も整えたり処理したくないという人は、ニードル脱毛で一生自己処理不要の状態にしてしまいましょう。

また産毛や白髪も同じで、通常の脱毛だと何回も通わないと脱毛できない薄いムダ毛ともお別れできます。

■ニードル脱毛(針脱毛)をおすすめできない人

  •  極度に痛みに弱い人
  •  料金を抑えて脱毛したい人
  •  いっぺんに広範囲を脱毛したい人
  •  金属アレルギーの人

なんといってもニードル脱毛は、照射するタイプの脱毛とは比べ物にならないほど痛いのがデメリット。

そのため痛みに弱い人痛みを感じやすい人はニードル脱毛をおすすめできません。

なるべく痛みを抑えて永久脱毛もしくはそれに近い状態にしたいという人は、以下のページをチェックしてみましょう。

【まとめ】ニードル脱毛(針脱毛)は正しく上手に使おう!

以上がニードル脱毛についての解説となります。

最後にここまでの内容のまとめを確認しましょう。

【ニードル脱毛は2種類】

  •  絶縁針脱毛:クリニックのみ
     ⇒肌へのダメージがない
  •  美容電気脱毛:エステサロンなど(ただし違法の可能性あり)
     ⇒肌ダメージ軽減のため弱い出力

【主な特徴】

即効性に優れた脱毛
肌質毛質の影響なし
毛周期に関係なく脱毛可
かなり強い痛みがある
時間お金がかかる

ニードル脱毛は痛みが強かったり料金が高額だったりと一見使い方が難しそうに感じてしまいがち。

しかし、サロン脱毛や医療脱毛では処理できない色素の薄い毛や範囲が狭い部位の脱毛を100%こなせる魅力があります。

ニードル脱毛の使用を考えている人は、まずは用途を明確にしてから脱毛に踏み切りましょう。